語学学習

マシュー・ユールデン「どんな言語でも簡単に習得できる方法」

How to learn any language easily | Matthew Youlden | TEDxClapham

ポリグロットで言語学者でもあるマシュー・ユールデンが、簡単に言語を学ぶ方法を紹介し、言語学習に対する通説の誤りを説きます。幼少時代に双子の弟と一緒に言語を学び始め、後にBabbelの言語学習大使となり講師として活躍するなど、これまでの人生をずっと言語とともに歩んできました。学習した言語が20カ国語を超えるマシューは、言語の楽しさを分かち合うことが自分の使命だと考えています。正しい方法で楽しく学べば、誰でも簡単に言語を習得できると信じています。(Youtubeより)

語学学習における誤った通説3点

誤った通説1「外国語の習得は難しすぎる」

生まれ持った言語のように話せるようにはなれない
 ↓
誰しも生まれもった言葉はない
 ↓
ただ単に幼少期から慣れ親しんだ言葉というだけ

しかも実際には年齢を重ねてから第二言語・第三言語を学び始める人も多い
⇒さらにそういった人たちは複数の言語を完璧に身に着けており、母国語よりも流暢な場合がある
⇒なぜか?言語習得にはタイムリミットがないから。

一般的には子供の方が言語習得が早い一方で、大人の方が実際には効率的に言語を習得できる
⇒大人は過去に学習した経験から言語を習得するのに必要な術を既に知っているから。

誤った通説2 語学なんてやったって意味がない

複数の言語を話せることにより収入が増えたり仕事の幅が広がったり心を健全に保てたり、出会いが増えたり、ポジティブな事が多い。

「ガーディアン紙」に載った研究によると2か国語以上話せる人は適応能力に優れ問題解決力が高く同時に複数の仕事をこなせたり優先順位をつけたりするのが上手。
⇒間違いなく社会で重宝されるスキル。

誤った通説3 習得しようとする言語を話す国に居住しなければならない

辺鄙な片田舎に引っ越すのは自由だが、語学学習するために居住や留学などしなくても十分に語学は学習できる。目標は完璧さではなく可能な限り短い時間でできる限り身に着けるため。「要は近道をしろ」ということ。

語学学習における近道

近道1 似ている部分を探してそこに注目する

英語話者から見た他言語には共通点がある。英語はゲルマン語が起源だが、他にも様々な言語から多大な影響を受けており、豊富な語彙を受け継いでいる。英語に似ている部分に注目するとその言語の型がつかめるようになる。

近道2 シンプルに徹する

全ての言語には易しい要素がある。時制が2~3種類しかない言語もある。

例えばドイツ語では少数のシンプルな単語や動詞から派生した派生語もよくある。

「話す」sprechen ⇒ 「議論する」besprechen ⇒ 「文通する」entsprechen など様々ある。

近道3 自分に関係あるものだけを学ぶ

特に学習を始めたばかりの頃なら必ず自分に関わりのある内容の方がいい。

英語話者だからといって「オックスフォード英語辞典」に載っている単語を一字一句知っているわけではない。
⇒目にする外国語の単語を全て暗記しようと躍起になる必要はない。

現在自分が置かれた状況の中で最も意義のあるものに集中することが重要。

語学学習の時間

言語を習得するのに最も重要なのは時間。ただし、何年も長い時間を学習に費やさなければいけないという考えは誤り。毎日例えば30分でも学習したい言語に触れることが重要。

30分程度であれば朝昼晩10分づつでも、まとめて30分でも通勤や通学の途中でもいいし、この程度の時間なら誰でも作れるはず。1週間や2週間に1度しか学習したい言語に触れなければ前に学習したことを忘れてしまい非効率になってしまう。

定期的に短時間でも学習を繰り返すことで言語に対する抵抗感もなくなり効率的に学習することができる。

日課として日常生活に溶け込むようにすることが大事。

朝食を食べながらでもその言語の音楽を聴くことでもラジオや映画でも楽しんで聴くことで語彙力も上がるし何より楽しんで続けることができる。

語学学習の黄金律(ゴールデンルール)

学習中の言語を使いながら生活する

その言語で話して、読んで書いて、夢を見て 、歌を歌う。
⇒そうすることで徐々に自分のものになってくる

間違える

いくらでも失敗することが大事。(聞き間違えて覚えることではない)
⇒人は失敗から学ぶ(知らない外人に対してまだ身に着けていない段階から話すなど)
⇒子供は失敗をする(間違える)のが当たり前だが、大人は失敗を恐れてしまう。

好きなだけ間違えて失敗しながら覚えるほうが自由に学習を勧められる。

楽しむ (3つの黄金律の中で最も重要)

文法や規則はお世辞にも楽しいとは言えない。

楽しく学んでその学習過程が面白ければモチベーションを保てる。
⇒モチベーションが高ければ成功する確率も高くなる。創造性をバリバリ発揮すること。

さらには周りの人を巻き込んで同僚や友人たちと競争するのもよい。
⇒研究によると周りと切磋琢磨するほうが成功する確率がはるかに高くなり語学力も上がる

最後に

様々な言語を学ぶとコミュニケーション能力が身につく。
⇒未知の世界へ飛び込んで慣れ親しむことで最も恩恵が高く満足度が高く役立つスキルが身につく

外国語は面白い言いまわしの宝庫
⇒フランス語で「Ayez Les dents longues」 意味は「野心を持て」 しかし文字通りの意味は「長い歯を持っている」という意味。
⇒イタリア語で皆さんを応援してみます「In bocca al lupo」 意味は「グッドラック」 直訳すると「狼の口の中へ」という意味。
⇒最後にウクライナ語で「Skilʹky mov ty znayesh – stilʹky raziv ty lyudyna」意味は「話せる言語の数だけ
違う人間になれる」

楽しく言語を習得してください 。

タイトルとURLをコピーしました